童話に出てくるオオカミが可哀想だよ

2019 5/20
童話に出てくるオオカミが可哀想だよ

子どもに絵本の読み聞かせをしていて、
なんでこんな展開になるんだろう?
って不思議に思うこと多くないですか?


こんにちは、理系夫婦の妻まゆみ(@rikeifufu_tsuma)です。

最近、娘のまほちゃんは童話にハマっています。

それは2か月前くらいに夫がこの本を買い、毎晩寝る前に読むようになったから。

この本で童話に興味が出てきてから、今まで買ってあっても読んでいなかった他の童話の絵本にも興味を持ち始め、毎日読み聞かせしています。

最近はこちらの英語絵本がお気に入り。

子どもとたのしむ はじめてのえいごえほん せかいのおはなし2

いろいろな童話の中で、特に頻繁に読んでいるのがこの3つのお話です。

  • オオカミと七ひきの子ヤギ
  • 赤ずきん
  • 3匹の子ぶた

そう、3つともオオカミが出てくるお話です。
そしてどれも最後にオオカミは可哀想なことになります。

なんで童話のオオカミは可哀想なことになるんでしょう?
というか、「オオカミと七ひきの子ヤギ」と「赤ずきん」のオオカミに対する扱いが残酷過ぎませんか?

今回は、あまりの残虐さにオオカミが気になってきたので、オオカミについて調べたこと・考えたことをまとめてみました。

目次

オオカミ悲惨話の概略

オオカミに対して特に残虐な「オオカミと七ひきの子ヤギ」「赤ずきん」のお話について、その残忍な部分を紹介します。

オオカミと七ひきの子ヤギ

留守番中の七ひきの子ヤギがいる家にオオカミがやってきて、子ヤギを食べてしまいます。
それを知った母ヤギが、寝ているオオカミを見つけて、ハサミでお腹を切り開き子ヤギたちを助けた後、オオカミのお腹に石を入れて縫います。
オオカミは起きて水を飲もうと井戸に行ったら、お腹が重たくて井戸に落ちて死んでしまいます。

赤ずきん

赤ずきんが祖母のお見舞いのために花を摘んでいるところを先回りして、オオカミは祖母の家に行き祖母を食べてしまいます。
そしてお見舞いにやってきた赤ずきんも食べ、お昼寝します。
そこを通りかかった猟師がオオカミに気づき、腹を裂いて赤ずきんと祖母を助けます。
赤ずきんは石を拾ってきてオオカミのお腹に入れます。
オオカミは目を覚まして歩き始めたら、パタリと倒れて死んでしまいます。


どちらも共通しているのは

  • オオカミが人(ヤギ)を丸呑み
  • オオカミが寝ているところ、腹を裂かれる
  • 飲み込まれた人(ヤギ)は助かる
  • なぜかお腹に石を詰めてオオカミを死なす

という点です。

にゃんたん にゃんたん

お腹に石を詰められて、オオカミが可哀想だよ

オオカミは悪者なのか?

オオカミのイラスト

オオカミって少し怖いイメージがあるけど、「悪者」というイメージはないですよね。

日本の童話では、あまりオオカミは出てきません。
日本での「悪」は鬼ですよね。

でも、西洋の童話だとオオカミが悪者扱いされています。

これについて詳しく書かれた記事を見つけました。

私だけがなぜ悪者?~「ロンリーウルフ」

朝日新聞のことばマガジンの記事です。(上・中・下とあります)

西洋では、オオカミを「悪の化身」と捉えていたようです。家畜を食べてしまう「悪」。
そして噛まれると狂犬病になってしまうのも、恐れられていた理由だそう。

そんな時代背景の中で作られたのが「オオカミと七ひきの子ヤギ」「赤ずきん」といった童話なのです。

なぜ残虐な結末なのか?

大量の石の画像

「オオカミと七ひきの子ヤギ」と「赤ずきん」、話の結末が同じですよね?

なぜか調べてみたら、どうやら「赤ずきん」のほうが「オオカミと七ひきの子ヤギ」の結末をくっつけたらしいのです。

もともと、「赤ずきん」はオオカミに食べられて終わっていた話だったのを、グリム童話のグリム兄弟が、「オオカミと七ひきの子ヤギ」の結末をくっつけて赤ずきんと祖母が助かる幸せなお話にしたのです。


では、なぜ最後にお腹に石を詰めたのでしょう?

お腹を裂くだけでもオオカミは死ぬと思うのに・・・

なんで石を詰める話になったのかは、調べても分かりませんでした。
もしかしたら西洋の文献を調べれば分かるかもしれませんが、今の私には無理です・・・

ここからはあくまでも私の推測ですが、オオカミのお腹に石を詰めた理由は

「オオカミと七ひきの子ヤギ」の母ヤギは、子どもを恐ろしい目に合わせたオオカミが本当に許せなくて、残虐な目にあわせたかった。
寝ているところに腹を裂いたものの、そのまま痛みに気づかず死んでいくのが許せなかった
オオカミを痛い目にあわせたかったのだと考えます。

オオカミが起きてから死んでいるのがポイント。

この考察にいきついて、私は妙に納得しました。

もし私の娘が誘拐でもされた日には、犯人にも同じような恐怖をお見舞いして復讐してやりたいですもん。
おそらく、どの親もそうかと。

そんな人間の心理をうまく表した話だったのです。

怖い話だけど、よくできているな~と納得。


本題からそれますが、童話のオオカミについては、こんな疑問もあります。

  • オオカミって人やヤギを丸呑みできるの?
  • お腹の中に入れてても消化されないの?

これについては、主人公が助からないとお話として成立しないから、仕方なく設定したオオカミの特徴なのかと。
でも、現実と合っていないので気になりますよね。

娘は楽しそうにお話を聞いていますが、大きくなった時にオオカミをどう思うのだろう?
絵本をそのまま信じないでほしいですね。

んじゃ、また~

この記事で紹介した本

子どもとたのしむ はじめてのえいごえほん せかいのおはなし2

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