「子育ては心理学でラクになる」
と言われて、あなたはどう感じますか?
私は最初、「ほんまかいな」と胡散臭く感じていました。
ただTVなどで人気のDaiGoさんの本ということで興味がわき読んでみました。
今回はDaiGoさんの「子育ては心理学でラクになる 1日3分!子どものやる気・将来育成術」の概要と、理系妻まゆみ(@rikeifufu_tsuma)の心に響いた部分を紹介します。
子育ては心理学でラクになる!?
「子育ては心理学でラクになる」と聞くと、心理学を習得して子どもを言葉巧みに誘導していくイメージが出てきます。
が、本で紹介している内容は、子どもを親の思い通りに誘導するものではありません。
子どもが意思を持って、自分の力で道を切り開いていくための力をつけていく方法、親がイライラせずに子どもに接する方法が紹介されています。
心理学というよりも、心の持ちようと言ったほうがいいかも。
本では、
まず親がウィルパワーをつけて行動する
↓
自己コントロール力がついてイライラが減る
↓
目標に向かって突き進められる
↓
子どもに伝染する
↓
子どもにウィルパワーが付く
↓
自ら目標をたて、突き進んでいく子になる
と、親が行動(意識)を変えることで、それが子どもに感染して、子どもの意識や習慣が変わっていくことが説明されています。
確かに、読書好きの親の子も読書するって聞きますし、そうなのかも。
子どもが宿題をしない、言うこと聞かないなどの悪習慣を改善したいなら、命令でも説教でもなく、環境を変えることが大事。
家族の中に意志力を強く持ち、何かをやり通そうと日々挑戦している人がいれば、子どもに感染し、子どもの習慣が変わってくるのです。
んじゃ、ウィルパワーって何?
ウィルパワーを身につけると人生が良くなる!?
ウィルパワーは鍛えられます!
つまり、誰でもウィルパワーを身につけ、環境・習慣を変えることができ、そして子育てでイライラしなくなるのです。
凄いぞウィルパワー!
ウィルパワーの鍛え方はいろいろありますが、
- 利き手と反対の手でスマホをいじってみる
- 「あれ」「それ」という指示代名詞をやめ、固有名詞を使う
- 3分間の瞑想
など、簡単にできそうなトレーニングです。
ウィルパワーが身につくとどうなるか?
- やらなければいけないことを、きちんとやるようになる
- やってはいけないことを、やらないようになる
- 目標をたて、計画的に行動できるようになる
その結果、子育てでイライラしなくなり、さらに自分の目標が達成され、人生うまくいきます。
意志を強く持つこと、自分を節制していくことが大切なのかな、と感じました。
そういう意識を持つだけで、人生が良くなるならやる価値ありですよね。
お金もかからないし。
子どもの将来のために
本に載っていた、子どもの将来のために親がする行動で、印象に残った部分を紹介します。
①いずれ来るであろう反抗期に備え、普段から親と子のコミュニケーションをとっておくのが大切。
まさにその通りですが、注意すべきは、親はあえて話さず、子どもの話をよく聞くこと。
簡単そうに思えるけど、注意していないとできないことですよね。
つい口出ししちゃいそう・・・
②子どもの可能性を広げるためには、できるだけ多くのことを提示し、興味があるものに応えてあげることも大切。
この「興味を伸ばす」考え方は、私の昔からの理念と一致しています。
子どもが興味を持ったものについては、習い事などできるだけさせてあげるつもりです。
③子どもに選択させることが大切。
親が勝手に選択してはダメ。
例えば、子どもが理科が好きだからといって「理科が好きなら将来は医者になれ」と決めつけ、押し付けるのはNG。
子ども自身に将来を選択させ、親はプレッシャーにならないよう期待することが大事です。
④子どもは自分の力で変わることができる
親は見守ること
今回紹介した本「子育ては心理学でラクになる」は、子どもが小学生になった時、中学生になった時、と、節目節目で読み返したい本でした。
子どもの可能性を押しつぶさずに、自分自身で羽ばたいていけるよう、この本を読んで親としての行動を見直していきたいです。
んじゃ、また~
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