娘まほちゃんが通う保育園では、絵本を借りてもいいシステムがあります。
先日、まほちゃんがたまたま手に取ったので借りてみた絵本「うえきばちです」。
この絵本、とんでもなくクセが強い絵本でびっくりしてしまいました。
娘は面白がって見ていましたが、私からしたら怖い内容。
夫たんたんにも読んでもらったら、やはり怖がっていました。
何なんだこの絵本?
なんで子どもは怖がらない?
ということで、そんなクセが強い不思議絵本の紹介です。
絵本「うえきばちです」の内容
絵本「うえきばちです」はBL出版から出ている川端誠さん作の絵本です。
表紙だけではどんな絵本かわかりません。
てっきり普通の植物を育てる話だと思っていたのですが・・・
予想外のものを植えた
まず初めに、「のっぺらぼう」を植えます。
え?
種じゃないの?
のっぺらぼうって・・・・
このあとどうなるのか?
この時点で、親からしたらちょっと怖いですよね。
言葉遊びになっている
のっぺらぼうに水をあげていると、まずは「め」が出て、「は」が出て「はな」が咲いて・・・
と普通の植物のように成長していきます。
しかし、普通の植物のような描写ではありません。
出てくるのは「芽」ではなく「目」、「葉」ではなく「歯」、咲くのは「花」ではなく「鼻」です。
だんだん顔になっていくのです。
この時点で「あぁ、言葉遊びになっているんだな」と気づきました。
しかし、笑えない怖さ(笑)
そのあと、のっぺらぼうでなくなったのっぺらぼうは植木鉢から「あしからず」と言って逃げてしまいます。
のっぺらぼうが逃げたので、また別ののっぺらぼうを植えます。
すると、また目が出てきたのですが、今度は目が3つ!!!
衝撃の絵で絵本は終わります。
絵がちょっと怖い
何度も書いていますが、私からしたら怖い絵本です。
内容もそうですが、絵も怖さを引き立たせています。
顔ができたのっぺらぼうの絵が、なんていうか、気持ち悪いおじさんみたいな顔なんですよ・・・
ちなみに、字も書体がちょっと怖い感じです。
娘の反応
衝撃的で狂気じみてて怖いと感じる絵本「うえきばちです」。
なぜか娘は怖がらずに笑って見ています。
娘は3歳。
「のっぺらぼう」が何かも知らなかったので、怖いと思わないのか?
キャーキャー笑いながら
なんで目がでてくるの?
どこに行っちゃったの?
なんで目が3つなの?
と疑問をぶつけてきます。
いや、それよりも、まず何でのっぺらぼうを植えたのかは疑問に思わないのか?
着眼点が違います。
もう少し大きくなったら、この絵本を怖いと感じるのでしょうか?
今まで数々の絵本を読んできましたが、こんなに衝撃を受けた絵本は初めてです。
思わず記事にしてしまいました。
きっと全国のどこかで、今も衝撃を受けている親がいるんだろうな・・・
みなさんも、ぜひ本屋や図書館で絵本「うえきばちです」を見つけて読んでみてください!
この怖さを共感してください。
んじゃ、また~
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