【python】tkinter GUIでテキストボックス内容を書き出す簡単な方法

2020 2/25
【python】tkinter GUIでテキストボックス内容を書き出す簡単な方法

今回はpythonで作ったGUIにおいて、ユーザーが入力するためのテキストボックスを用意し、ボタンを配置し、ボタンをクリックすると外部ファイルへ書き出すようにする方法を残しておきます。

python GUIの基礎の基礎は下記の記事を参照ください。

目次

テキストボックスの用意

まずは、GUI上にテキストボックスを配置する方法です。

下記で簡単にできます。

これを実行すると下記のようなwindowが出てきます。

UI export box only

はい、テキストボックスができました。

(テキストボックスの中身は”value_in_box”に格納されていますが、適当な場所でprint (value_in_box)としても思う通りにテキストボックスの内容を表示はできません。)

これだけでは何もできません。

ボタンを用意して、クリック時にファイルへの書き込みを行うコードを書く必要があります。

ボタンを配置し、クリック時にファイルへ書き込む

コードは次のようになります。

ここでもこの記事同様にtk.Buttonでボタンを作って、lambda文でクリック時の動作を定義します。

テキストボックス”txt”をクリック時の処理関数に渡して、

input_txt = txt.get()

でテキストボックスの中身を取得します。

その結果をファイル”output_file.txt”に書き出すようになっています。

このプログラムを動作させると次のようになります。

起動時:

UI export fig 2

適当なテキストを入力して、「Write file」ボタンをクリック:

UI export fig 3

するとターミナル上に「The text was exported!」と表示されて、ファイル「output_file.txt」が作られて、中にテキストボックスの内容が書き込まれます。画像の場合には「nanika」という文字列が書き込まれます。

簡単!

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天文の博士号をもつ理系パパ。
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